静脈鎮静と内視鏡技術で
これまでの辛い大腸内視鏡検査から楽な検査へ
大腸内視鏡検査では、肛門から内視鏡を入れて、大腸にできたポリープやがんを発見します。
また、場合によってはそのまま治療を行うこともあります。
肛門からバリウムを入れてレントゲンを撮影する注腸検査よりも、より詳しく大腸の中を調べられるのが特徴です。
苦痛を緩和するために
大腸内視鏡検査は、つらい、苦しい、痛いといったイメージが一般的には浸透しています。
しかし、大腸内視鏡検査を受けていれば早期発見して治療ができたのに、怖いというイメージによって検査を受けずに手遅れになってしまったという方もたくさんいらっしゃいます。
そのため、当院では少しでも苦痛を減らして検査を受けていただけるよう、鎮静剤を使用しています。
ほとんど寝ているような状態で検査が終わりますので、途中で痛みなどを感じることはほとんどありません。
大腸がんの予防
大腸の中にポリープができると、その一部は数年以内にがんになると言われています。
ある程度の大きさになってからでは手術も大掛かりなものになってしまいますが、早期に発見できれば開腹手術をしなくても内視鏡だけで治療することができます。
また、まだがん化していなポリープが見つかった場合も、早めに切除しておくことでがんを予防することに繋がります。
なお、いきなり大腸内視鏡検査を受けることに抵抗のある方は、まずは便潜血反応検査を受けられてみてはいかがでしょうか。
これは便に血が混じっているかどうかを調べる検査で、進行大腸がんの85%はこの方法で見つけられると言われています。
ただし、検査に引っかかってこない場合がありますので、腸に少しでも不安のある方は、やはり大腸内視鏡検査を受けておくのが良いでしょう。
こんな方は、大腸カメラ検査を受けましょう
- 便に血が混じっている
- 便が細くなった
- 親族に大腸がんになった人がいる
- 左下腹部に痛みがある
大腸内視鏡検査の費用
大腸内視鏡検査 | 約7,000円 |
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生検ありの場合 | 約11,000円 |
ポリープ切除 | 約26,000円 |
※3割負担の場合です。